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 ★別れの高等テクニックに、「前提暗示法」と呼ばれる方法があります。 どういう方法かというと、すでに「別れた」ことを前提にして会話をしつづけ、「もう私たちの関係は終わったのよ」という暗示を彼氏に与えてしまうやり方のことです。 「いつから、私たちの気持ちって離れちゃったのかしらね」 「今度は、あなたよりもっといい男を見つけてやるんだから」 などと、すでに「別れた」ことを前提におしゃべりしましょう。こうすれば、わざわざあなたから別れの言葉を切り出さなくても、男性のほうから関係を終わりにしてくれるはずです。 あなたからずっと連絡を取らないで自然消滅を待ち、彼のほうから久しぶりに電話がかかってきたときに、この前提暗示法を使いましょう。何週間も、何ヶ月も会っていなかったのは、「もう別れたのと一緒」という暗示を与えてしまうわけです。 「こんな方法で、きれいに別れることができるのかな？」と心配する人もいますが、暗示の力は非常に強烈で、心配するに及びません。 みなさんは、テレビ番組を見ていて、「催眠術師」が出演者に暗示をかけているのを一度くらい見たことがあるでしょう。 「あなたは眠くなる、眠くなる」という、おなじみの催眠術です。催眠術をかけられた人は、「ヤラセなんじゃない？」と思うほど、催眠術師の言いなりになってしまいます。しかし、これはヤラセではありません。私たちは暗示にかけられると弱いのです。 したがって、彼との会話の中で、何度も何度も「すでに別れた」ことを匂わせる発言を暗示し続けると、彼氏のほうも「そうか、オレたちはもう別れたのか」と思い込んでくれるようになります。
ただ、暗示をかけるのにはいくつかのコツがありますので、それについてご説明しましょう。 ① 何度も繰り返すこと 暗示をかけるためには、一回ではダメです。たとえば、痛みをとるための暗示をかけるときには、「痛みが、消える、消える、消える・・・・」というように、何度も同じセリフを繰り返さないと効果がないことがわかっています。したがって、彼との会話の中で、「別れた」という言葉を、何度も多用するようにしてください。 ② リラックスさせること 緊張している相手には、暗示が効きにくくなっています。そこで、できるだけ落ち着いた声で、彼を興奮させないように自然な会話をしてください。 ③ 自信を持って話すこと あなたが別れに積極的でないと、どうしても自信のない調子になってしまい、暗示はうまくいきません。「本当に私は、彼と別れるんだ」と強い決意を持って、自信を持って彼に暗示をかけましょう。心のどこかに、彼との関係を修復する希望をもっていたりすると、暗示が弱くなりますので、注意してください。 この3点に気をつけて、彼との関係を清算するために前提暗示法を利用すればいいのです。あなたはきっとうまく別れることができるでしょう。
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