Menu ▼
|
★人間は、初対面の人と会ったときに、同郷であるとか、出身大学が同じ、サークルが同じ、趣味が同じ、食べ物の好みが同じというように共通のものがあれば、一気に親しさを覚えるものです。 このように共通点が多いと会話が弾んだり、好意を抱いてもらいやすかったりと、恋愛では有利になります。ですが、いつも気になっている彼との共通点があるとは限らないし、共通点が見つからないこともあるでしょう。 その際に役立つのが、恋愛心理学で言われる「ミラーリング」というテクニックです。 ミラーリングとは、相手の行動や言葉を鏡のように真似をすることで、表情や仕草、声色や姿勢を真似するだけで親近感が上がるというものです。 たとえば、相手が笑っていたら笑い、相手が肘をつくと自分も肘をつき、相手がコーヒーを飲もうと手を伸ばすと、自分もコーヒーに手を伸ばす。このように真似をしていると、真似されている相手は次第にあなたに惹かれていきます。 真似する際には、相手に分かるようにあからさまにするのではなく、さり気なく行うことが大切です。
意中の男性を好きにさせたいのなら、お化け屋敷やテーマパークのアトラクションに一緒に行くように誘うのがいいでしょう。 男性は女性がしがみついてくることを予想しますから、お化け屋敷などの効果は絶大です。 「お化け屋敷に行きたいわ」と言っていながら、イザそこに行くと「私、怖くてダメ！」と尻込みして見せるのです。あるいは、「大観覧車に乗りたいわ」と言っていながら、乗る前に「私、すくんでしまってダメ！」と、彼の顔を見上げてみましょう。 これは、お化け屋敷に入って大はしゃぎする女性より、怖がって見せたほうが男は内心「シメシメ」と思っているものです。 なぜなら、間違いなく抱きついてくることを、前もって保証してくれているからです。 「恐怖の親和欲求」があることを、あらかじめ男に伝えておく価値は、ここにあるのです。 男性に抱いてほしいというサインを出したいのなら、 「高くて怖い」 「水に落ちそうで怖い」 「大きな犬がいるから怖い」 これが女のサインであって、男に自分を抱かせる勇気を出させる一言でもあります。 なんによらず、怖がることは、相手にその報酬を与えることになるだけに、巧みな口説き文句です。
★自分のパートナーを選ぶときには、お互いに釣り合っている似た者同士を探すのがいいといわれますが、これが恋愛心理学で言われる「マッチング仮説」です。 クラスや職場、サークルなどのグループを観察していると、同じようなタイプが集まっていませんか。これと同じで、自分がパートナーを選ぶ場合にも、自分と身体的魅力がよく似たパートナーを選ぶ傾向があるというものです。 恋愛関係にあるカップルを観察していると、同じようなタイプの男女、つまり似た者同士であることがありますが、つまり、人は自分に似ている相手を好きになって惹かれ合う傾向があるのです。 ですから、自分は顔も美人でないのでモテないと思っていれば、それに見合った男性を引き寄せますので、素敵な彼を引き寄せるためには、自分の評価を自ら下げないことも大事です。
★恋愛は親の反対にあうとか、重い病気で会えなくなるなど、障害があればあるほど、かつ、障害が大きいほど、二人の恋は燃え上がってしまうことがあります。 恋愛心理学では、「ロミオとジュリエット効果」と呼ばれているものであり、障害になるものとしては、身近には、遠距離恋愛でもいいし、道ならぬ不倫の恋でもいいでしょう。 一緒になれない事情があればあるほど、恋は燃え上がる傾向があるのです。 とくに、一緒になることのできない不倫の恋は、麻薬中毒にかかったようなもので、ますます危険な恋にのめりこんでいくものです。 ですが、不倫相手が妻と離婚して自由な身になった途端に別れてしまったというケースもあります。 また、遠距離恋愛などもそうで、なかなか会いに行きたくても行けないときには、たまに会うと激しく燃えていたのに、遠距離が解消されると、別れてしまったというケースがありますが、「ロミオとジュリエット効果」が消滅したからかもしれません。
★人は相手と会ってから3回までに相手の印象を決定し、固定された印象は変化しないと言われており、それが心理学上の「スリーセット理論」というものです。 これは、3回までに、どれだけ好印象なイメージを持ってもらえるかで、今後の二人の関係性が決まるということで、その後は、何回会うことがあっても印象を変えることはできません。つまり、恋愛対象から一度外れてしまうと友達以上の関係になるのは難しいということです。 1回目では、主に見た目によって第一印象が決まり、 2回目には、1回目の第一印象をベースに内面を確認し、 3回目には、1回目と2回目の印象を再確認して、固定します。 もし、初対面のときにマイナスイメージを与えてしまったと思うのなら、2回目では、前回と違うイメージを与えたら、挽回できる可能性があります。 1回目で冷たいイメージを与えてしまったのなら、2回目は、笑顔で優しさを強調するようにすればいいでしょう。
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Copyright (C)2015. 男心がわかる恋愛心理学講座.All rights reserved. | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
.gif){kind=small}