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★人は何度も顔を合わしたり、何度も話したりことで、次第に親しくなって好意を持つようになるというものであり、恋愛心理学では、「単純接触効果」言われるものです。 よく転勤した職場で、初めて顔を合わせたときは、それほど印象に残らなかったのに、いつも顔を合わせているうちに好意を持つようになったという事例はいくらでもあります。 この単純接触効果は、1回に会う時間が長くなくてもよく、会う頻度が高いほど好きになる可能性が高くなるというものです。だから、会社で職場恋愛が多いのもうなずけるでしょう。 もし、片思いの恋に悩んでいる女性がいて、告白する勇気もないということであれば、何でもいいですから用事を作って何度でも繰り返し会うというアプローチの方法もあります。 何度も接触することで男性の頭にあなたの情報がインプットされて、いつの間にか恋愛感情が生まれるというものです。
素敵な彼と恋をしてみたいけど、自分から告白するのはいやだし、「だれかが私を好きになってくれる方法はないかしら」と思っている女性もいるでしょう。 ですが、そんな消極的な女性にも恋の種をまく方法があり、それは、第一印象を魅力的な女性だと相手に評価してもらえればいいのです。 ★人は最初に感じた印象が後々まで強く残るという心理学上の法則があり、恋愛心理学では、「初頭効果」と呼ばれているものです。 一目ぼれした男性は、「アバタもエクボ」状態で、その後、女性の悪い面が多少見えたとしても、それで嫌いになることはあまりありませんが、逆に言えば、最初に悪印象を残してしまうと、なかなか取り戻せいということも知っておきましょう。 ちなみに、第一印象は６秒で決まると言われていますが、その瞬間に、さまざまな情報を得ています。 その情報の要素としては、「見た目」「表情」「視線」「声」「姿勢」「態度・雰囲気」といったものです。 第一印象をよくする基本となるのは、やはり笑顔やあいさつですので忘れないように接しましょう。
初対面の人と距離を近づけるためには、何か二人の共通点を探し出すことが一番の近道です。 ★これを恋愛心理学では、「共通性の効果」といいますが、まず生まれた地域、現在住んでいる場所からはじまって、出身校、趣味、生まれ月、血液型、悩みにいたるまで、なんによらず、共通性があるだけで急速に親しくなるのです。 もし、好みの男性がいたら、ひそかに彼に関するメモをつくるといいでしょう。 そうしておいて、彼との一致点、共通性を探るのです。 一つや二つは必ずあるものです。なければ彼に趣味を合わせてもいいではないですか。 このとき彼が「ラーメン食べたいな」といってから「私も」という方法と、「ラーメン食べたいわ」と、先にあなたがいう方法があります。 後者は男に共通性の驚きを与えるだけに、効果が大きいものがあります。 これこそ、ひそかにメモしておいた共通性の勝利であって、頭と労力を使えば、それなりのプラスはあるものです。
職場で同僚の男性が仕事が忙しくて残業をしているときに、「私も、一緒に手伝ってあげるわ」と申し出れば、残業後は、彼から「それじゃ、お礼にビールでも飲みに行こうか？」ということになるでしょう。 ★恋愛心理学では、これは「共同体験の効果」といって、親しくなる便利な方法です。 大学で学期末試験のとき、ノートの貸し借りをした男女学生が結婚する可能性は驚くほど高いもので、あらゆるチャンスを生かして体験をともにするといいでしょう。 それにしても、単に同じ電車に乗っていた、というだけでは共同体験にはなりません。 一緒に苦楽をともにすることが重要なのです。 たとえば、テニスでペアを組んだ、一緒にジョギングをした、ボランティアをともにした、というなら間違いなく接近するきっかけになりえるのです。 もし、どうしても男友だちができないというのであれば、ボランティアが一番の近道です。必ず何人かの恋人候補が現れるに違いありません。 近頃は新宗教に入る若い男女が少なくないようですが、一面では男女交際のため、という割り切った考え方です。 同じ修業をすれば、共同体験効果は間違いなく高まるでしょう。
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